主婦が派遣として働く際には、いくつかのメリットとデメリットがあります。パートでもなく正社員でもなく、派遣という雇用形態を選ぶことで得られるメリットを知り、デメリットも理解していれば、長く満足度の高い働き方ができるのではないでしょうか。
1つ目のメリットは、時給面です。パートよりも派遣の方が高時給で働けるお仕事が多いため、同じ労働時間でもよりまとまった金額を稼げます。2つ目のメリットは、福利厚生などのサポートを受けらえるという点です。雇用主は派遣会社となり、派遣会社が提供している休暇制度やスキルアップ講座を利用できます。3つ目のメリットは、残業がほとんどないという点がです。雇用主は派遣先ではなく派遣会社となるため、派遣先の企業も無理に残業を強いることはほとんどありません。規則正しい勤務時間で働きたい主婦にとっては、派遣はおすすめの働き方です。
メリットを3つ挙げましたが、反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか?
1つ目のデメリットは、必ずしも条件に当てはまる派遣先があるわけではないという点です。自身の条件や希望にこだわりすぎると、派遣してもらえる派遣先がなくなってしまいます。そのため、勤務地とか仕事の内容、または勤務時間などで妥協することが少なくありません。2つ目のデメリットは、正社員が受けられる待遇は受けられないという点です。例えば、派遣先と同じような規定のボーナスは派遣社員は対象外ですし、中には交通費の支給がないというお仕事もあります。
主婦が派遣で働くなら、こうしたメリットとデメリットを理解しておくことで、後から後悔するリスクを最小限に抑えられそうです。